サンコウチョウの水浴び 第二弾
サンコウチョウの水浴び
第二弾は、9枚の写真を合成してみました。
とにかく、暗~い・・・遠~い・・・早~い・・・小さ~い・・・
こんな暗い場所ではAFは全く作動しません。数か月前の「日没後のコミミズク」で、散々経験していたのに、それをすっかり忘れていました。あの時は、コミミズクが大きかったし、しかも飛んでる速さがゆっくりしていたので、コミミズクの動きに合わせながら手動でフォーカスリングを回しピントを合わせる事が出来ましたが、「サンコウチョウの水浴び」の場合はそんな簡単ではありません。飛び込み1秒、戻り1秒、たった2~3秒ですべてが終わってしまいます。そんな短い時間ではMFは到底無理なので、AFで何とかしようと思ったのが間違いでした。どんなにカメラの性能が向上したからと言って、この暗さ、小ささ、速さではAFが作動するはずがありません。
サンコウチョウがもっと頻繁に来てくれていれば、いろいろ試す間に解決策を見出すことが出来ていたと思いますが、何しろ少なすぎました。一日に一回来てくれれば御の字、全く来ない日もあるので、いろいろ試すにも試しようがありません。そんなこんなで悩んでいる間にもう10日間も過ぎてしまいましたが、やっとその解決策を見つけ出すことが出来ました。それは、昔よくやっていた「置きピン」です。AF性能が今よりかなり悪かった一眼レフの時代には、カワセミの飛び込みなどはこの置きピンで撮影するのが当たり前でした。しかしもう今のカメラではそんなことをしなくても簡単にカワセミの飛び込みを捉えることが出来るようになり、そんな技も不要になってしまいました。
しかし、この悪条件下で撮影するには、この昔流行った「置きピン」しか方法がありません。ただしそれにはやはりそれなりの工夫が必要です。一番は、サンコウチョウがいつも同じ場所に飛び込むこと、さらに飛び出す場所と飛び込む場所、それに戻る場所と直角になるようにカメラをセッティングすること。そしてその位置にカメラのピンをMF(手動)で正確に合わせることなどです。絞り開放で設定してあるので、いくら30mの距離があったとしても、10センチ狂ったらピンアマになってしまいます。この辺は回数が多いとカット&トライで調整することが出来ますが、何しろ飛来数が少ないので、運と感で試すしかありません。
今日、早速その置きピンを試してみましたが、最初から見事に失敗してしまいました。何と今まで同じ場所から飛び出して、同じ場所に飛び込み、同じ場所に戻っていたサンコウチョウが、今日に限って、手前の枝から飛び出したのです。見事にピンアマの写真でしたが、何とか見られる画像にまで作り上げることが出来ました。勿論到底満足できる作品ではありませんが、次回の成功を願い、恥を忍んで公開します。
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