サンコウチョウの水浴び 第三弾

 サンコウチョウの水浴び

毎日のようにサンコウチョウが水浴びにやってきます。
今日は二回ほどやってきました。
一回で三度ずつ飛び込んだので、計六回のダイブです。

最後のダイブが、もっともピンに近かったようです。






残念ながら長い尾羽がありませんが、
サンコウチョウのオスです。



「SNS上には誤った情報が氾濫しています」

SNS上には、サンコウチョウのメスもオス同様に囀るなんて誤った情報がまことしやかに流されていますが、どこの正式な文献を探してもそのような記述は見つかりません。実際この個体は先日まで水浴びしていた長い(中央)尾羽を持った個体で、その行動の様子から間違いなく同じ個体です。普通に囀りながらやってきたこと、冠羽が目立つ事など、れっきとしたオスです。茶色の羽根はメスと決めつけるのも危険で、サンコウチョウの羽根の色は光線の当たり具合でいかようにも変化しますし、若オスの羽色は成鳥のオスのような黒さはありません。誰かが、長い尾羽が無いからメスだとか、羽の色がたまたま茶色に見えたからメスだなどと勝手に判断し、メスも囀るなんて誤った情報をYouTubeなどで流したのを、まともに観察もしていない、それほど経験のない人たちがそれをうのみにして繰り返し流してしまい、それがSNS上でもっともらしく広がってしまったようです。
オスの長い尾羽は、メスを引き付けるには非常に役に立ちますが、ペアになってからは必要がなくなります。長い尾羽は小枝に挟まったり、カラスに襲われたりしたときなどに簡単に抜けてしまう事があります。さらにまだ若いオスは成鳥のオスよりはかなり短い尾羽です。長い尾羽があるかないかだけでオス・メスを判断するのは大変危険です。
サンコウチョウのメスが鳴く事は探した論文の中に明記されていましたが、それはオスと同じように囀るという事ではなく、地鳴きや警戒音、特殊な状況下、例えばオスとのペアリング時の興奮した状況下での鳴き合いなどで確認されているだけで、SNS上に氾濫しているような誤った情報とは全く異なります。

何らかの原因で長い(中央)尾羽が抜けてしまったオスがいます。尾羽が短い若オスもいます。それらを安易にメスと決めつけ、メスもオス同様に囀るなんて間違った情報が氾濫しているSNS上の情報には気を付けましょう。


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