〜20年間のニコン党がソニーへ!? 機材総入れ替えの真実〜
身の回りの製品がどこで作られているのかを探るシリーズ、第3弾はいよいよ本丸の「カメラ編」です!
その前に・・・
一眼レフの時代からZ8に至るまで、約20年にわたり私の愛機はずっとニコンでした。(途中、OM-1やEOS R6 Mark IIIなどを並行運用した時期もありましたが、最終的には手放し、ニコン一本に絞っていました)。
そんな私でしたが、これまで買い揃えてきたニコン機材をすべて下取りに出し、システム全体をソニーへ総入れ替えました!
新しい相棒は「α1 II + FE 300mm F2.8 GM OSS + 2倍テレコン(SEL20TC)」。
(※1.4倍テレコンも一緒に揃えました)
私は、公園などで一列に並んで三脚を立て、談笑しながら野鳥を待つ撮影スタイルはあまり好みません。餌付け撮影も含め、そのような場所は極力避けてきました。
サンコウチョウやヤマセミなど警戒心の強い野鳥は迷彩テントの中に隠れ、静かに長時間待つ必要がありますが、ほぼ単独行動です。
メインの被写体である季節の野鳥たちを、野山を歩き回りながら探して撮るスタイルの私なので、とにかく「機動性」が命です。そんな私にとって、手持ち撮影が容易な軽さとコンパクトさ を極めたこのシステム以外は考えられませんでした。
一番心配だったのは「2倍テレコンって本当に使えるの……?」という点。
導入時期が野鳥の少ない季節と重なり、なかなかテストできませんでしたが、身近な鳥で試してみたところ、「アレッ、これ全然使えるじゃん!」と嬉しい衝撃が・・・。
結論を語るにはまだまだ時期尚早ですが、今まであまり体験したことがない、予想を遥かに超えるAFの精度・速度・粘り強さ・・・、心配していた2倍テレコンの画質やAFの低下をあまり感じさせないパフォーマンスにかなり満足しています。
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設計思想の違いと、自分仕様への「手なずけ」
もちろん、良いことばかりではありません。
- メディア:これも最初から分かってはいましたが、CFexpress Type Bではなく、Type Aへの変更はやはり悔しいです。
- 確か OM機から始まったと思いますが、Nikon機にも搭載されて喜んだ「カメラ内AFリミッター」が無いのも、とても残念です! ソニーのAF性能をもってすれば必要のない機能と思われていますが、特定の条件下での飛翔撮影ではとても手助けになる頼もしい機能です。
ニコンとは設計思想がまったく異なるため戸惑うことも多いですが、各ボタンに野鳥撮影用の機能を割り当て、ようやく自分なりの使いやすさになってきました。
飛翔撮影がメインの私にとって、「いかに早く、迷いなく設定を操作できるか」は命綱・・・。道具に振り回されるのではなく、自分のスタイルに合わせて機能を使いやすく追い込んでいくのも、持ち主としての楽しい仕事です。
以前のカメラもそうでしたが、同じカメラを使っている人でも、私のカメラは使えないかもしれません。それほど設定を自分流に手なずけて(変えて)使っています。
私の場合、撮影中は基本的にモニターを閉じています。ファインダーを覗きながら、目を離さずに、右手の親指、人差し指、中指、薬指、それと左手もフルに使い、スピーディーに設定・機能を変えられるよう工夫しています。野山を歩いている時に、不意に出会った野鳥を撮る時に、どうしても必要な操作です・・・
さらに、野鳥写真・飛翔写真と言えども、私はドットサイトはほとんど使いません。ファインダーを覗いてピンを確認しながらの撮影です。昔から、そして今でも・・・、それが私のこだわりです。
一言申し上げておきますが、今回、決してニコン機が駄目でソニー機に替えたわけではありません。「隣の芝生が・・・」、いわゆる単なる浮気心です。替えたことで、かえってニコン機の素晴らしい面を再確認しましたし、ソニー機の噂通りの性能も確認できました。はっきり言って、カメラの良し悪しではありません。今やどのメーカーのどのカメラでも、カワセミの飛び込み写真などは撮れて当たり前の時代、そのカメラの特徴・性能を理解し、上手く使いこなすことの方が重要だと思います。 もちろん同じカメラを使い続けるのも一理ありますが、替えることで新たな気づきに出会えるのも楽しいです。 ある程度使い慣れたら、今度はキャノン機に入れ替えするかもしれません(笑)
身の回りのルーツ調査・第3弾【カメラ編】
本題:ソニーのカメラとレンズはどこで作られているのか?
前置きが長くなりましたが、ここからが今回の本題です!
今回もAI(Gemini)を使って、このシステムの原産国を調べてみました。
カメラボディ:α1 II (ILCE-1M2)
製造国:タイ(Thailand)
日米欧向けのα上位機種の多くは、ソニーのタイ生産拠点で組み立てられているようです。
交換レンズ:FE 300mm F2.8 GM OSS
製造国:日本(Japan / MADE IN JAPAN)
通称「サンニッパ」と呼ばれるGマスターレンズは日本製。愛知県の美濃加茂テックなど国内の主力工場で生産されています。
アクセサリー:2倍テレコンバーター (SEL20TC)
製造国:タイ(Thailand)
ボディーと同じく、タイの工場で作られているようです。
ボディとテレコンは「タイ」、そして光学系の核であるサンニッパは「日本(職人技の国内工場)」という組み合わせでした!
前回のパソコンやストレージと同様、単一の国だけで完結するのではなく、各国の得意な技術や拠点が組み合わさって、この最強の野鳥撮影システムが生まれているのですね。
ちなみに、ニコンやキャノン、OMシステム、富士フイルム、パナソニックなどの製品についても調べてみました。
ニコンのミラーレス・一眼レフ機は、現在は全てタイで生産されているようです。交換レンズは、超高級・特殊レンズなど僅か数種類は国内(栃木)で生産されてはいるものの、その他のほとんどはタイや中国で作られているようです。
キャノンの場合、他のメーカーとは違って国内生産がメインのようです。カメラ本体のほとんどは、国内(九州)の工場で作られており、一部のエントリー機のみ台湾工場で組み立てられているようです。交換レンズも高級レンズは国内(宇都宮工場)で製造されており、中級・普及型は国内(大分工場)や、台湾工場で作られているようです。
OMシステム、現在はカメラもレンズも全てベトナムの工場で作られているようです。
富士フイルムは、高級カメラは国内(宮城県)で、その他はフィリピンや中国で作られているようです。交換レンズは、高級機は国内で、その他は海外で生産されているようです。
パナソニックは、カメラ本体はほぼ中国工場で、高級レンズは国内(山形工場)、その他は中国などで作られているようです。
勿論、国内生産、海外生産と言っても、その製品に関する技術開発、生産管理、検査、アフターなどは全てメーカーが責任をもって管理しているので、その性能には全く差はありません。ただ、ほとんどが国内生産だった昔を知っている人間としては、いくら極端な円高の為だったとはいえ、海外への生産拠点の大幅なシフトは寂しい気がします。
これにてカメラ編は無事に終了!
夏眠で時間を持て余している「トリヤ」の独り言にお付き合いいただき、ありがとうございました。もう少し、秋の渡りが待ち遠しい日々が続きます。
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